プラスマイナスゼロの壁
動機の違いによって、選択基準も結果も変わる。
from:代表取締役 志賀 秀義
人は皆、マイナスからスタートして、まず満たされることを目指す。
でも、満たされない欲求が満たされた時に、目的を見失う。
また、満たされた充足感が心地良くて、留まってしまう。
これが「プラスマイナスゼロの壁」で、魔、落とし穴と言われることもある。
ここが本当はスタートラインなのに、一歩を踏み出すことをやめてしまう。
手に入れる満足感は、一時の快楽で長くは続かないから、腐ってく。
生み出し、与え、分かち合い、支援する。
プラスの世界に踏み出すためには、マイナスからゼロに向かうエネルギーとは別のエネルギーが必要になる。
壁にぶつかり、立ち止まり、腐ることも必要な経験なのかもしれない。
ここで自分や世界と向き合い、つながることで全く逆の動機を見つける。
でもそれは、元々自分の中にあって、気付いていたはずなのに、見て見ぬフリをしてきたもの。
再会と表現した方が正しいのかもしれない。
つながりを取り戻す感覚。
本当の自分との再会を果たした時が、本当の自分の人生が始まる時。
自分が自分らしくいることの歓びが、豊かさを実現するための基準になる。
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