材料
半たわみ性舗装
機能性と景観を重視した舗装
半たわみ性舗装は、透水性舗装時に使われる開粒度アスファルト混合物の空隙に、特殊セメントミルクを浸透させた舗装です。
一般の密粒度アスファルト舗装に比べて強度、明色性、耐油性等に優れます。
通常のアスファルト舗装と比べるとコストは高くなります。
施工の特徴
- わだち掘れを防ぐ
強度が高く交通荷重によるわだち掘れの発生を抑制できます。
そのため、バスターミナルなどでも採用されています。 - 耐油性と難燃性
油類やアルカリ類に対する抵抗性に優れ、かつ難燃性があります。パーキングなどの耐流動性、工場などの耐油性が要求される場所で使われることが多い。 - 石畳風の仕上がり
明色効果があり、顔料の添加で着色することもできます。
トンネル内などの明色性が要求される箇所、公園、商店街などで使用することも多い。 - 注意事項(デメリット)
・費用が高額
特殊舗装なので初回施工時だけでなく、後々のメンテナンス等のちょっとした補修時も費用負担が大きくなる。